子供の頃はサンタさんを信じていたり
フィクションとノンフィクションの
判断がつかないので
いろんなものを信じてました。
サンタは早々にいないって
親から言われてたのですが
暫く信じていたのが
コウモリは実在しない。
だって吸血鬼が変身してる姿だから。
吸血鬼は存在しないから。
アニメ等でよくあると思うのですが
吸血鬼がコウモリになって
飛んでいくシーン。
私は吸血鬼が存在しない事を知ったので
吸血鬼がいないという事は
吸血鬼が変身してるコウモリというものも
存在しないと思い込んでいたのです。
実際のコウモリが空を飛んでいる
風景を子供の頃見た記憶があんまりなく
地域的？にも少ないのか
夜行性だから夜外に出ないので
エンカウントしなかったのか
その辺はわからないのですが…。
吸血鬼＝コウモリという思い込みと
コウモリの実物を写真ですら
見た事がなかったという事から
コウモリはいないと
本当に思ってたんですよね。
その勘違いが判明したのは
小学校中〜高学年ぐらいに
友達と夕方河川敷にいた時に
飛んでる物体が
コウモリだと
教えてもらった時でした。
あ、コウモリだ。
え⁈逃げなきゃ！
怖いの？
え？コウモリって吸血鬼でしょ？
コウモリは吸血鬼じゃないよ！
え？血吸われちゃう⁈
血なんか吸われた事ないよ！
え？本物？
普通のコウモリだよ！
血を吸うコウモリが現実いるかは
わかりませんが
子供の頃に見たコウモリは
襲ってきませんでしたし
その子も襲われた事がなかったので
そんな話をしたのですが
私にとっては
めちゃくちゃ衝撃的でした！！！
ホントに⁈
実在するの⁈
コウモリ⁈
でも吸血鬼はいないの⁈
変身しないの⁈
でもコウモリはいるの⁈
っていう感じで（笑）
子供の頃は色んなものがいるって
信じてましたよね。
トトロとかサンタとか。
一つずつ
現実を知って学んでいくんだと
思うんですけど
そういう意味でも
私はこの日一つまた現実を
知ってしまいました。
一つ賢くなった反面
寂しくなったような夕方でした。
